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たかが坂、されど激坂 【VS.和田峠】

ヤビツ峠、箱根旧東海道、湘南国際村、鎌倉CC
・・・苦戦はしたものの全て足をつかずに完走してきた僕ですが関東でまだ攻めてない峠がありました。

和田峠!

今回は、激坂で有名な和田峠に挑戦してまいりました!

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そろそろ大会に向けてのツーリングコースです。
・・・ということで髪もバッサリ切ったのですがサングラスが似合う(?)ようになり、
ほわぁ・・・ちょっとかっこいいかも。。


なんて、出発前は余裕ぶっこいてました・・。


↓続きはmore




今回のコースはこちら!

町田街道に沿って行くコースにしました。
僕は車乗らないので道路事情には疎いのですが朝の町田街道は混みました。
町田すぎたあたりからは空いてたのですが、自転車専用道路の整備を切に願いましたね。
都内はロードバイクより、クロスバイクの方がいい事情をなんとなく察しましたね。

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そんなわけで、全然目的地に進めず遅めの朝食。。
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糖分補給をし、体内で食べたものが燃焼されエネルギーに変わるのを実感しながら
グイグイとペダルを廻して進みます。




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見えてきました。あの山を攻めます。


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そろそろ現地なので、小休止を挟みます。

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今回のツーリングはロード仲間のにょこさんの決戦記録を参考にしました。
あとツイッターで知り合い、和田をホームにしている方のアドバイスを思い出しながらスタート地点に向かいます。
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確かこのバス亭の前あたりからスタートでしたね。
現在まで走行距離約50km。
息を整え、水分補給をし・・・


いざ!スタート!!!


そして、ストップ!


なんと工事をしているとのことで工事員さんに止められました。
一応ゴール付近までは自転車通行OKとのことなので再出発!!

軽めのギアにして・・・
ぶん廻す!!!


・・・・はぁはぁ。辛い。。。辛いけど。。。
意外にいけるんじゃないかコレ!?


・・・・あれ?


坂が少しずつ・・・きつくなってきた!!!



はぁはぁはぁはぁはぁ・・・

時速5km未満だったと思います。
すれ違う工事の人の微笑にこたえる余裕もなく必死で登ります。
体幹のブレは鍛えてたおかげでほぼなかったですが、
いかんせん、力が抜けていきます。。。なんだ。ブランクか。。いや弱気になるな。。



そんな時に勾配差が激しいつづら折り1発目!!!


絶望。。



しかしここは、箱根旧東海道の経験を生かし、ケイデンスを上げていっきに登る。


もうこのあたりから頭真っ白でしたね。


回復のためボトルの水に手をかけるにも坂がきつくてできず、


『水・・・・水・・・・』


と思いながら少量の唾を飲みこむ。・・・が回復せず。



そして2回目のつづら折りで、心が折れました。。。


壁際にふらふら・・・と近寄りビンディングを外しました。

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足をついてしまった・・・・orz

足をつくというのは休憩を取ることです。
そして、ヒルクライム中の『休憩』は甘美な響きです。


だから足をつくことはクセになってしまいそうなので絶対したくなかったですがしてしまった。
茫然自失しながら残りの距離を再出発。。。・・・という気分にもならずどうしようかなと思い前をみると。

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この先の道が大きなトラックがローラーをかけてるので走行は厳しいとのこと。

うん。下山しよう。。
足をついてしまったのにゴール地点を拝むのは釈然としない。。

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そんなこんなで。

初黒星!!!



悔しい!!!
未熟な自分にがっかりしました。。

同時に、和田峠をなめてたな・・・と反省しました。


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帰りのコンビニでエネルギーチャージして考えます。
自分には何が足りないのか。




課題①
一定のケイデンスで廻すこと。
自分は短時間でパワーをガバっと出して、足を休め、ガバッと出す・・・という癖があります。
なので平地のスプリントとか大好きなのですが
足に一定の負荷をかけ続ける走り方でないと足はそのケイデンスに慣れないし
ヒルクライムの走り方なんてまさにそれ!と考えるので、それができてないのは致命傷です。

課題②
心肺能力を鍛える
前から薄々思ってたんですが、自分は心肺能力が弱いです。
具体的にもっと鍛える方法を考えねばなりません。
そして辛い時の精神力もまだまだ鍛える余地がありますね。
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まじめに本でも読むか。


課題③
これは、自分改造が難しい場合の最終手段ですが。
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ホイールの交換です。
※写真は帰り道、シエナのホイールがゆがんでたため修繕中の様子


一応、シエナが装備しているホイールは・・
SHIMANO WH-RS30ですが、
リンク先を引用しますと・・・
『要するに、こんなブツを峠の登りTTで使う奴の頭が狂っている。
平地で無敵な訳でもなく、上りが得意な訳でもない。加速も良くない。
では何が得意なのか。

「平地の定速走行」に特化しているとでも言っておこうか。』

『踏み出しの重いことこの上ないし、平地主体であれば我慢も出来ようが、山岳地帯はちょっと躊躇します。
所詮、2万円、前後で2キロのホイール。
ポテンシャルはたかが知れている。
山が好きな小生でも、このホイールで登るとなれば苦痛以外の何物でもない。
何かを期待して買うホイールではないことは確か。』

・・・・とあります。

言い訳になるので嫌なんですが、今使用しているホイールは
通称:鉄ゲタ
・・・と言われているんですよね。
でも、素人の自分にはそんな不満は今のところないのですが。。

この評価を意識してしまうとヒルクライム中に
『俺のホイールは重いから止まってもいいだろ・・・』なんて弱い気持ちが生まれてしまいます。

このホイールでヤビツ峠も箱根旧東海道も登れたんだから
和田峠もいけるはずです!・・・・たぶん。

でも、軽く回せるようになるならば・・・と期待もしてしまいます。
しかし、お金もかかるんですよね。。
アラサーの自分。そろそろ貯金とかも意識したほうがいいかもなんだよな。。


なので、手組で軽いホイールを作るよ!!!って方、ご一報ください(笑)



そんなこんなで・・
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走行距離、約114km


こんなに走ったのに充足感の欠けるツーリングでした。





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そうであることを信じて。

by keybou07 | 2012-03-31 01:42 | ヒルクライム